2013年07月27日

日本のいちばん長い日

1945年(昭和20年)8月14日

太平洋戦争をやめると日本が決めた日

正確にはポツダム宣言を受諾すると大日本帝国が御前会議で決断した日

「耐え難きを耐え、しのび難きを忍び…」

天皇陛下が玉音放送で国民に発せられたのが8月15日

一般的に終戦日は昭和20年8月15日となっていますが、正確には15日ではありません。

8月15日は日本国民に発せられた日で、ポツダム宣言を日本政府が正式に調印した日、9月2日が世界的に終戦した日になっています。

でも、日本政府が決断したのは8月14日


thCAG8MC5Z.jpg
ポツダム宣言(アメリカ、イギリスを元とした連合軍が日本に対して決めた降伏条件)を受け入れるか否か?

玉音放送前日から当日までの宮中、内閣、軍部などの決断や葛藤をドキュメンタリー的に描かれた本のタイトル、それが「日本でいちばん長い日」です。

著者は”歴史探偵”こと、半藤一利さん


1945年8月6日午前8時

アメリカ軍は広島に原子力爆弾が投下、同月9日には長崎へも投下

これで大日本帝国は太平洋戦争を事実上続けることは不可能になりました

残された兵力と国民が一体となって本土決戦を行ない一億玉砕するか、それともここでポツダム宣言を受け入れて降伏するか

戦争から4年余の歳月が流れ、最初は日本軍優勢で始まった戦争も、国力が圧倒的に勝るアメリカと長期に戦争を続けるうちに、日本は兵も武器も戦艦も戦闘機も油も食糧も底を尽きかけ、挙句には制空権を抑えられ、本土にはたくさんの爆撃機

そこへ原爆投下…

それでも、大日本帝国は戦い続けることができるのか?

日本国内に残るのは女性と高齢者と子供しかいない。それではたして本土決戦はできるのか?

それでも戦争を続けようと言う人、いや、もうやめようと言う人

時の政府、軍部、宮中の関係者が決断するまでの1日を追ったドキュメンタリー小説、それがこの本です。

半藤さんの本を以前も紹介しましたが、今回はポツダム宣言受諾前夜、たった1日だけのお話

でも、タイトル通りと言いますか、この日は日本人、とりわけ関係者にとっては暗く深く辛く、そして長い一日だったことでしょう

第二次世界大戦、日本がポツダム宣言を受け入れた日から今年の8月15日で68年経過したことになります。

68年前の8月14日

関係者が決断した日に起こる様々な事件、そして憤りや信念

戦争を知らない僕達こそがいちばん知らなければいけない”長い日”のできごと

なぜ戦争が始まり、なぜ戦争が長期化し、なぜもっと早く戦争を終わらせることが出来なかったのか?

もっと言えば、なぜ現行憲法ができたのか?なぜ日本はもう戦争が出来なくなったのか?

次の世代である僕たち、僕たちの子供たちが知っていなければいけない歴史の教訓です。

そういった重い責任感を思い出させてくれる本です


てか、ちょっと重いですよね…

これをまた寝る前に読んで暗い気分のまま眠りにつく毎日です…

でも、どうしても紹介したくて…すいません((+_+))

興味のある方は重くなる覚悟で是非ご一読下さい。



 
                                                                (kuni)
posted by 小ロット・サンプル縫製kunio-kunio at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/71416396
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック