気がつけば早10月も末
暑かった夏をもう思い出せないほど冷気を感じる日々が続いています
秋の夜長
日が沈む時間が早くなり、夜を長く感じる晩秋、この夜長を利用して今私は2つの事に熱中しております
1つ目は英会話
どこぞの駅前留学している訳ではありません。
NHK教育(Eテレ)でやってる番組「大人の基礎英語」を録画してレッスンを受けています
時間と財務的に余裕がない私にとって、こんな手頃に習えるのはホントありがたい
語学力って本当に大切
石川県は新幹線前夜の影響か、最近外国人の観光客が本当に多い
うちの近所に外国人観光者から絶大な人気を誇る旅館がありまして、たくさんの外国人に遭遇します
先日久しぶりに福岡へ出張、移動で乗った新幹線の車内で僕の席の隣にイギリス人の方が座ってきました
その方はファミリーで来られてたらしく、僕の列はもちろん、前後すべての席を10数名のイギリス人に囲まれ、一人パニックに陥りました
あれ、この車両外国人専用?まるで女性車両に間違って乗ってしまった時のような緊張感
話し掛けられでもしたらボディーランゲージしか武器がない私、どうしようかと悩んだ結果、充電が切れかかった携帯にイヤフォンを付け、さも音楽を聴いている体で3時間をやり過ごしました
この時の情けなさと、多少のリスニングができれば世界はもっと広がるのにと悔やんだのが勉強のキッカケです
言葉を理解することって本当に重要ですよね
2つ目は落語
最近、落語をなぜか就寝前に聴いてます
落語は奥が深い
ここで語れるほどの知識はないのですが、僕は江戸落語の古典を好んで聴いています
落語、特に古典を聴くためには当時の文化や歴史を知らないと笑えないものが多い
聴く側に教養が求められます
例えば「目黒のさんま」の内容、殿様が遠乗りで目黒へ行き、そこで食べたサンマの味が忘れられなくて、後日城中で食べたが美味しくない
、お付にこれはどこのサンマだと聞けば「房州でとれた最高のサンマでございます」「それはイカン、サンマは目黒に限るぞ」というオチ
この面白さを理解するには当時の殿様がいかに庶民感覚が無いということ、さんまはこの時代下衆魚と言われていたこと、房州ってどこ?
なぜ目黒?
この辺りのことを知っていないと笑えない噺なんです
落語は奥が深いし難しい
でも面白い
英会話と同様、知れば知るほど世界は広がります
皆さんも夜長を楽しんでください
(kuni)