2014年07月23日

まさに魅惑の世界

ブラジルW杯はドイツの優勝で幕が閉じました

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これまでの大会の中で今大会が一番面白かった!

こう言い切ってしまいたい衝動に今駆られている


決勝のカードはドイツxアルゼンチン

1990年イタリア大会以来24年ぶりの対戦カード

この時も1−0でドイツが勝ちました

マラドーナの悔し泣きの姿を今でも鮮明に覚えています

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僕がこれまで一番好きな大会は90年イタリア大会でした

ただ当時、イタリア大会は史上稀にみる退屈な大会と揶揄されました

原因は攻撃的サッカーの停滞と守備的サッカーの台頭でした

当時、80年代中盤から始まった世に言う”ゾーンプレス”が世界を席巻していました

ACミランというマンモスチームを率いていたアリゴサッキ監督が提唱したプレッシングフットボール

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アリゴサッキ監督

”なるべく敵陣近くでボールを奪い、相手の陣形が整わないうちに攻め込む”

トータルフットボールを進化させた偉大な戦術

オランダのスーパースタートリオ(フリット、ファンバステン、ライカールト)を擁し、個人と戦術の融合を見事に体現させていました

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懐かしい…

90年の大会はまさにこの潮流のど真ん中で開催されましたが、期待とは裏腹に試合内容は低調を極めました

なぜか?

ここから時代はゆっくり守備的な戦術に変わっていきます。

プレッシングの哲学は残ったが、手数をかけずゴール前に運ぶことがより効率的に映り、中盤省略のカウンターサッカーへ

4−4−2に対抗するべく、3−5−2というシステムが編み出され、トップ下というポジションが誕生、そこからファンタジスタが輝きを放つ

組織より個人への傾倒

そのちょうど流行の終焉に差し掛かる時の大会だった

今大会はどうだったか?

試合の内容や結果は溢れているので省略しますが、奇しくも24年前と同じく今過渡期を迎えていると思う

それも攻撃的なままで

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ドイツ監督・レーブ

ドイツはポゼション、カウンター、両方高次元で出来るチームだった

時代のトップランナー・スペイン代表は裏や縦への意識は相変わらず希薄で頑なにポゼションで挑んだ結果、新型オレンジの獅子と南米の禿鷹にズタズタにされてしました

哲学は時として呪縛に変わる

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オランダの名将・ファンハール

そして、ブラジルの衰退とアルゼンチンの躍進

アルゼンチンにあってブラジルになかったもの

それは間違いなく守備力の差

メッシがあれだけ動かなくても残りの10人でカバーし合い、ほぼ鉄壁に抑え込んだ守備力

アルゼンチンは試合中11人x10人の状態

それでもメッシというモンスターに負担をかけないスタイル貫き、90分間で数回、モンスターは牙を剥き射とめる

相手にとってはライオンやヒョウに狙われるシカやシマウマの心境

ほんとうに恐ろしい…

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良し悪しは別として、メッシはやはり異次元が選手

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ネイマールにはこれほどの威圧感はまだない

まさにこの守備力こそ時代の潮流

しっかり守ってカウンター、ただゴール前に放り込むのではなくポゼションしながらサイドを崩す

オランダだってドイツだってアルゼンチンだって守備意識が高いから個が生きた

確実に2014ブラジルワールドカップを境に時代は変わり始めている

奇しくも24年前と同じ決勝カードで迎えた時代の変換期は、新たなサイクルへと動き出しました

24年前と明らかに違うのは攻撃的精神は継続しているということ

この潮流は我が日本代表への提唱となった

監督人事なんてまだ先でいい

まずは協会内でしっかりした検証を

なぜ勝てなかったのか?健闘したアメリカやアルジェリア、コスタリカと日本はなにが違ったのか?

そもそも自分達のサッカーっていったい何だったのか?

サポーターも含め、しっかり検証するいいチャンスです


W杯が終わった今、僕の楽しみはスペインリーグとプレミアリーグに向かっています

W杯で活躍した選手たちがステップアップして続々メジャークラブへ移籍しています
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今大会最高の選手ロドリゲスはレアルマドリッドへ

時代は進化系攻撃型スタイル

成熟した攻撃型スタイルがこれからどう進化していくのか

興味は尽きません

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posted by 小ロット・サンプル縫製kunio-kunio at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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