8月30日、サッカー日本代表の新監督が決定しました。
名前はアルベルト・ザッケローニ
イタリア人で、ACミランやユベントスを率いたこともある名将。
大物であることは間違いありません。
どんな監督でしょうか?
僕の知る限り、この監督最大のハイライトはウディネーゼというチームを率いた時です。
80年代後半から続いていたプレッシングサッカー(4−4−2)の流れを変えた人物。
ウディネーゼ時代、強豪ユベントスとの試合で、前半早々、自軍選手がレッドカードを受けてしまい10人になってしまいました。
常識的なら攻撃的選手を外し、守備的選手を投入して”守備的”にするところをザッケローニ監督はデフェンスを3人のままにして3−4−2で戦い、見事3−0で勝利!
その画期的な戦術は瞬く間に世界を席巻しました。
それまでの4−4−2システムから3−5−2システムブームを作ったのが”ザック”監督です。
この監督を評するキャッチフレーズを日本のメディアは”攻撃的監督”と伝えています。
僕は”?”です。
たしかにイタリアでは攻撃的な戦術を好む監督です。
ただ、今世界的ブームになっている”攻撃的”とは違うのでは?と感じます。
メディアやサポーターはどんな攻撃サッカーを期待しているのでしょうか?
サッカー協会、とりわけ原さんはどういうサッカーを期待して連れてきたのでしょうか?
バルセロナやスペイン代表に代表されるような攻撃的戦術とは違うのでは?
(ちなみに僕は原さんのサッカースタイルが好きです。代行ではなく、原ジャパンでもいいくらいです。)
記者会見で今後の方針を聞かれ、ザックは「守備と攻撃のバランスを重視するサッカー」と言っていました。
ということはボールポゼションにこだわらないということです。
”ある程度相手にボールを持たせ、高い位置で奪取し、サイドを起点に攻める”
これは今のポゼションサッカーではありません。
”出来る限りボールを維持し、ボールを回しながら相手の守備のスキを見つけて一気に突く”
これが今の”バルセロナ&スペインサッカー”です。
”ザック”にスペインやバルセロナのようなサッカーを期待してはいけません。
ザックは実績からみれば素晴らしい監督です。
今は冷静にザック流サッカーを見守りましょう。
少なくとも前監督より攻撃のオプションが多いのは間違いないですから。
来年1月始まる”アジアカップ”がまず最初の初陣になります。
ワールドスタンダードなサッカーを見せてくれることを期待しています。
(kuni)
追伸:Kさん、日本酒飲み過ぎです。また行きましょう!
